Ninhursag Ninḫursaĝ

生きづらさの処方箋

大祓の篝火



Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _

大祓の篝火 ninhursag


人の命も 海の命も 大地の命も
あらゆる命の営みは
相住まいよい加減へと成したがる


ウィルスに罹っても
一心に健康へと成したがる


これは 摂理 これは 調和


さてさて 人類の欲深い営みは
この大宇宙の摂理に抗っていないだろうか
その大自然の調和に寄り添えてるだろうか


昇る朝焼けにも 心おどらず
沈む夕日にも 心ひかれず
せわしなく急き込み 最期をむかえる
そんな人々のいかに多きことか


かたわらの花笑みに目もくれず
こずえの小鳥にも耳をすまさず
せわしなく急き込み とおり過ぎ去る
そんな人々のいかに多きことか


川のせせらぎにも
風のささやきにも
告げ掬ぶ心があるというのに
カネに 名誉に 利得に 肩書に
せわしなく急き込み知ろうともしない
そんな人々のいかに多きことか


宇宙は天下万民の罪穢を祓うという
そろそろ大掃除ではなかろうか

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _