Ninhursag Ninḫursaĝ

生きづらさの処方箋

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アタシ 悪くないもん

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ アタシ悪くないのに何故か叱られるアタシ悪くないのに何故か責められるアタシ悪くないのに何故か蔑ろにされる だから逃げなくちゃならないしいつも泣かなくちゃならないなんで なんでアタシばかり損してさアタシ悪くないのに・・ 最初に_アタシは…

隷従マシーンのディレマ

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ すべての命は例外なく逝くある日 ある時 突然にこの世に生まれた瞬間からそのカウントダウンは始まるのだ この容赦ない執行猶予を背負ったボクたちにとって、寿命が末永く続こうが短く閉じられようが、各々個々に配られた生涯はたった一回分でしか…

富士になれ 月になれ

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ 満月にススキ鹿にモミジ柳にツバメ 秋刀魚におろしビールに枝豆珍コロにマスク梅に鶯 梅は百花の魁なりとその婉美を競っているけれど根っこを辿れば同じ地べたの連なりみんな同じひとつなんだよね 個々にべつべつでありながら一つ繋がり一つ繋がり…

ティ-ヴィ-ドラッグ

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ まるで地球上のすべての排泄物が怒涛のごとく流れこむ巨大な下水道。ここは大量生産大量消費という汚物が跋扈する飽食社会。 ボクたちは、その汚泥の怪物に抗う術もなく流されるがままのドブねずみ。溺死寸前の薄らいでゆく意識のなかで、寿命のカ…

都合のいい女

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ この話は 偏向的で不快もし そんなふうに感じたならきっと あなたはこれからも 未練を捨てきれずにいる都合のいい愛人なのかも知れない 皮肉なものです恋は盲目であるからこそ成り立っているのであってそれを 目醒めさせるだけの許しは自分以外の誰…

せつないプログラム

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ 'いま'という現実の捉えかた'いま'という現実との間合い いま まさに対峙してる この現実風景それは わたしの眼球をすり抜けそれを わたしの脳裏が抱え込みそれで わたしの思考が処理をする けれども その弾き出された電算結果はいつだって ど…

やじろべゑ

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ 苦しいこと辛いこと _ 人生には色々あるけれど、とどのつまりボクらは何をもって幸せとよべるのだろう。 「アレしたい、コレほしい、モット欲しい」欲望が満たされるならばきっとその先には幸せがあるに違いない_そうやって取りつかれたように独…

身心脱落

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ ヒトという輩は我利我利亡者なんだね共喰いを一向にやむることがないんだ 鵜の目 鷹の目のごとくギラギラな油で利欲をベトベトに まぶして我欲を剥きだしに曝して手当たりしだいにカブリつく カネしか 愛せないだとかあれもこれも「我のものです」…

想いを還せば

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ こどものころからです人さまとはかなり違うそんな自覚がありました 右と左の違いがわからない東とか西とかって何だろうあの月はこの手のひらよりも小さいけれどもホントはすごく大きいのかそうやって大人たちはウソを信じてるボクはそのウソを信じ…

はなえみ

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ 人々がゆきかう都会は せわしないだから アタシには 少々しんどい おそらく街のどこを切りとったとしてもその小口から滲みでてくるものはもう苦汁でしかない この街は たぶんこれからだってきっと喧騒たけだけしく呑まれるがままなんだ おかげで こ…

ここに在っていいんだ

Ω 𒀭𒎏𒄯𒊕 _ 存在肯定なんだよ今朝もこうして眠りから覚めたんだからそれで こうして心臓が打っててからだじゅうに血潮がめぐってる ならば このボクは今生のいま ここにまだ存在が許されてるってことだよね いつか きいたことがある自然界の営みに偶然なんても…